Before Leaving The Site



 このサイトを立ち去る前にということで、リンク集というよりお薦めサイトに関するエッセイのようなものです。
 当サイトに興味を持たれた方なら、こちらも結構いけますよと僕が感じたサイトをいくつか紹介したいと思います。



 一応このサイトは旅サイトですので旅関係からいきます。まずは情報ソースから。

http://www.lonelyplanet.com/Lonely Planet Travel Guides and Travel Information

 もう二十年以上お世話になってます。言うまでもなくロンリープラネット。旅先だけではなく旅立ち前の計画を練っている時や、旅に出る予定がまったくない時でも、純粋に読み物として楽しんでいます。なぜか僕の地元の図書館には最新刊がほぼ全巻揃っていて、僕も時々利用しているのですが、どれくらい借りる人がいるのでしょうか。

 サイトに書かれてある記事そのものは、当たり前のことですが、本の内容を越えることはありません。僕が強力に推すのは、「thorn tree travel forum」というサイト内のセクションです。、読者による旅の掲示板といっていいと思います。

 かなりコアな旅人にしか薦められないかもしれませんが、例えばインドネシアのビザ。一般のガイドブックには到着時に一ヶ月のビザが取得できる旨を料金とともに記されていますが、あの広い国を一ヶ月では足りないと考えている方も少なくないはず。そこでページの右上にある検索窓口に「indonesia visa」と入力しエンターすると、マレーシアのペナンではいくらで二ヶ月のビザを取ったなんてレスがいくつも出てきます(少なくとも僕が調べた時は)。

 他にも、ひょっとしたらここは開いたのではないか若しくは閉まってるんじゃないかといった流動的な国境情報など、国を跨って旅をしようとしている方は、一度チェックしてみるのもいいかもしれません。勿論それを踏まえた上で自己責任でということは、言うまでもありませんが。
 安宿なども含めて通常の旅行情報なら市販のガイドブックで十分だと思いますが、それだけでは足りないと感じられている方はどうぞ。

 他にも色々とあるのですが、知りたい情報といったことに限って言えば、上記を上回るサイトを僕はまだ見つけることが出来ません。ただし知りたいことがあるという人にしか有用ではないと思いますので、ある程度の旅先は決まっているものの、まだ目的が漠然としている方には、次のようなサイトはどうでしょうか。簡単に紹介します。

http://www.talesofasia.comTales of Asia ここでのお薦めは、「Readers' Submissions」。情報も交えた、読者による旅コラムといったところでしょうか。

http://www.passplanet.com/A backpacking travel guide to Asia & Central America ! 都市ガイドの書き方や、読者によるレーティングが興味深いです。

http://chinabackpacker.info/pn/index.phpChinabackpacker 次々と新しいウィンドウが起ち上がり使い勝手が悪いと感じるかもしれませんが、中国で何処か面白そうな所はないかと探しているなら使えるかもしれません。僕は使えました。

http://www.ctrip.com/携程旅行网 しかし中国といったらここでしょう。さすがのロンプラもここには敵いません。「目的地探索」から入るのが良いかと思いますが、恐ろしく巨大なサイトなので目的地に辿り着くまで大変かもしれません。漢語の学習も兼ねて挑んでみては如何でしょうか。思わぬ穴場が見つかるかもしれません。

http://www.travelfish.org/Travelfish.org 情報ソースとしても使えるのですが、ここでも僕のお薦めは「Forum」です。昨年(2009年)面白かったのが、「Paying $$ to Volunteer? Usually not a good idea」というトピック。超訳すれば「金を払って参加するボランティアは是か非か」といったところでしょうか。これは大層盛り上がりました。最近で可笑しかったのが、「Killed a Chicken. What happens next?」というやつ。なんでもカンボジアでバイクを運転中に鶏を轢いたらしい。さあどうする? 掲示板とはこうあるべきだと感じました。



 個人の体験記や写真などについては、各種ブログランキングのカテゴリや、「4travel」などのそれ専門のサイトから探るのがいいと思います。英文なら「場所の名前プラスblog」で検索するのがいいかと思いますが、マイナーな地名となると目的に適うサイトが意外と出てこない場合があります。その時は場所の名前を国に変えて、そこから根気よく辿るか(例を挙げれば「india blog」で検索すると、インドに集約された旅行ブログ専門のサイトがいくつか出てきたりする)、単に地名だけ入力するのもありなのは言うまでもありません。
 写真だけなら、やはり「Flickr」が最強ですね。旅行専門というわけではないのですが、旅先をイメージとして捉えたい場合は、地名で検索すればかなりの効果が期待できます。僕もよくやります。

 それでは個人のサイトから、旅関連以外も含めて僕がよく見るサイトをいくつか紹介します。

http://www.geocities.jp/msakurakoji/index.html亜細亜が好き! アジア旅行に関して言えば、このサイト内の「亜細亜の街角」を覗けば、おおよそのイメージは掴めると思います。まず訪問された土地の数が夥しく、アジアの殆どの国が網羅されています。写真はもとよりテキストが読み応えがあります。ただの旅人の僕はこのサイトを通じて、これまで気づかなかった歴史やその国が抱える問題点などを知ることが出来ました。他にも旅先で出会った人達や、野菜や果物などの写真も興味深いです。旅のスタイルがバックパッカーなので、安宿などの情報も知ることが出来ます。

http://www.enjoy.ne.jp/~shinji-n/中国に魅せられて 僕が中国映画に関心を持ち始めるようになったのは、この方のサイトを訪れたのがきっかけです。「中国映画への招待」は圧巻です。2010年11月現在で、200本近くの中国映画および中国を題材とした日本などの外国映画作品が取り上げられています。ジャケットに大まかな粗筋と出演者などを列挙したありがちなレビューではなく、ひとつひとつの作品に対して率直な感想が書かれてあって、より身近に作品を感じることが出来ました。映画の他に旅行記や中国関連のコラムなども充実しています。

http://www.youtube.com/profile?user=slzNO1#p/c/AFB6EE2928E96E63slzNO1さんのチャンネル 中国映画ってどんな感じといった方や、次はどれを観ようかなと思案されている方は、ここでチェックされては如何でしょうか。ページの右側のサムネイルには、夥しい数の作品が縦に続いています。全て十分割くらいにされた作品の冒頭の部分です。適当なやつを選び十分ほど経ってそれが終わると、次の作品が自動再生されます。もしこの作品を最後まで見たいという場合は、一旦再生リストに戻り、やはり右の作品群から選べば、全てノーカットで観ることが出来ます。日本語の字幕がないのが(作品によってはある)最大の欠点なのですが、タダだから文句も言えません。中国語の勉強と割り切ってみるのも良いかもしれません。

http://homepage2.nifty.com/ryurinsya/龍鱗舎 これはちょっと凄いサイトです。中国語を入力する際に、ピンインが分からず困ったことはありませんか。これが日本の漢字なら、たとえ読みが分からなくても部首検索(部首名プラスF5)で拾うことが出来るのですが、中国語となるとなかなかそうはいきません。このサイト内の「中国語漢字部首索引」では、そんな悩みを簡単に解決してくれます。他にも「中国関連書籍目録」では、戦前に出版された本も含めて五千冊以上のデータが収録されています。さらには中国語教材やDVD映画の紹介など、これから「中国という大国」に知的に挑んでみたい方には強力にお薦めします。国立国会図書館の「データベース・ナビゲーション・サービス:Dnavi」にも収録されているサイトです。

http://maesai.main.jp/index.htmlタイ北部の女性たち メーサイプラザにツーリストイン。そしてジュライホテル。このキーワードにピンと来た方は必見といっていいでしょう。この方とは1992年から93年にかけて、タイのチェンライという街にあるツーリストインというゲスハウスでお会いしました(残念ながら氏は僕を覚えてないようですが)。当時その宿には数多くの日本人が出入りしていたのですが、さて毎日何をやってたのでしょう。ひとつだけ言えることは、僕にとっての90年代のタイは間違いなく面白かったということです。そんな話が豊富なテキストと共に堪能できます。



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